薬剤師の転職お役立ち情報

薬剤師の転職活動で知っておきたい、転職活動で成功するための3つのポイント

「今の職場に不満があるけど、転職した方が良いのか悩む。。。」

「転職サイトって使った方がいいの?」「転職サイトってどこがいいの?」

「いい職場が見つかったと思って転職してみたけど、聞いていた話と違った!」

薬剤師として転職活動を行うにあたり、色々と悩んでいる人はとても多いです。そこで、数多くの薬剤師の転職をサポートしてきた経験をもとに、薬剤師の転職活動で成功するための考え方と、おさえておくべき3つのポイントをご紹介します。

転職するか現職にとどまるか?

現在の仕事を辞めようか悩んでいる薬剤師さんの中には、結局転職せずに現職で満足して働かれている方もいらっしゃいます。では、「転職するか、現職にとどまるか?」をどう考えるとよいのかについて、多くの薬剤師さんの転職相談の経験を踏まえてご紹介します。

薬剤師が転職を考える理由トップ5

「転職するか、現職にとどまるか?」を考える上では、転職理由が重要になります。また、薬剤師の方々が転職しようと思う理由はたくさんありますが、多くの薬剤師さんに共通するものもあります。では、薬剤師の方々が仕事を辞めようと思う理由には、どういうものがあるのでしょうか?

■給与を上げたい
■職場が遠い(もっと近くで働きたい)
■職場の人間関係が良くない
■激務(勤務時間が長い、休みがとれない)
■パートタイムで働きたい

実際に転職を検討されている薬剤師さんは、1つだけではなく、いくつかの理由に当てはまる方が多いのでは無いでしょうか?

現職にとどまった方が良いケース

■職場が遠い(もっと近くで働きたい)
■職場の人間関係が良くない
■パートタイムで働きたい

転職を検討している理由が、現職でも解消できることがあります。なかでも、これらの理由で悩んでいる薬剤師さんには、転職活動を本格的に開始する前に上司に相談をするようアドバイスをしています。実際に希望が受け入れられて転職活動をとりやめた方もいらっしゃいました。もちろん相談をしてみた結果、希望が受け入れられないこともありますので、その時は転職を本格的に検討するのが良いと思います。

転職をした方が良いケース

■給与を上げたい
■激務(勤務時間が長い、休みがとれない)

これらの理由は会社の運営の問題で、会社に相談してもすぐに解消されることはほとんどありません。

給与を上げたいと考えている方

「大学の友人や転職していった知人と比べて、自分の給与は低い」と感じる方と、「同じ会社で働き続けているけれど、(ほとんど)給与が上がっていない」と感じる方がたくさんいらっしゃいます。

薬剤師の給与は、「業界による差」と「会社による差」があり、薬剤師としての能力よりも「どこを選ぶか?」によって給与が決まってしまう部分があります。例えば、薬剤師の資格を必要とする調剤業務を行うにしても、病院に勤務するよりも調剤薬局併設のドラッグストアの方が給与は高くなります。あるいは、調剤薬局同士であっても、人事制度がしっかりとしている大手企業よりも、給与に融通の効く小規模薬局の方が給与が高いということもあります。

給与を上げたいと考えているならば、思い切って業界を変えてみるとか、業界内でもより給与が高い会社に転職することをおすすめします。

激務(勤務時間が長い、休みがとれない)

地方都市には顕著ですが、薬剤師不足の薬局が多く、長時間労働が続いたり、休みがとれないと悩んでいる方もいらっしゃいます。もともと薬剤師の数が少なく、薬剤師の採用も難しいために状況が改善せず、退職者が出てしまい更に過酷な労働環境になってしまうこともよくあります。

会社として薬剤師の採用活動に力を入れるなど、労働環境の改善努力をされているケースもありますが、現実的には短・中期的に状況が改善することはほとんどありません。後でも述べますが、仕事に求めるものの優先順位をしっかりと考えて、転職を検討されることをおすすめします。

転職失敗例

「転職をしようか、現職にとどまるか?」と悩んだ結果転職活動を行い、苦労して転職をしたものの、「聞いていた話と全然違う・・・」と短期で退職される方も多くいます。

ここでは、転職の失敗事例と注意すべき点をいくつかご紹介します。

 入社時の給与は上がったが、その後給与が上がらない・・・

大手の調剤薬局から中小の調剤薬局に転職する際にありがちな失敗例です。中小の調剤薬局の場合、入社時の給与を柔軟に調整することが可能で、大手の調剤薬局よりも高い給与が提示されることがあります。これは、大手の調剤薬局と比べて人事制度がしっかりしていないことの裏返しでもあり、入社後の昇給がほとんど無いということが実際にあります。

「入社時の給与が高いならいいのでは?」と思う方もいらっしゃいますし、昇給がなくても継続して勤務し続ける方もいらっしゃいます。一方で、「給与が上がらないということは、自分の頑張りが評価されていないと感じる」という方もいらっしゃいます。こういう方は、給与を重視して転職をするとしても、候補企業の昇給制度がどうなっているのかをよく確認した上で転職されることをおすすめします。入社後の年次や昇進によって給与がどう上がっていくのか、また昇進の基準や一般的な昇進までの期間についてよく確認しましょう。仮に入社時の給与が希望に届かないとしても、定期昇給や昇進によって着実に給与が上がってくこともあります。

人間関係が悪く、職場の雰囲気が良くない・・・

転職活動において、「給与」「勤務時間・休み」「勤務地」といった条件面は十分に確認するものの、実際に働く職場の雰囲気や、どういう方が働いているのかを確認せずに転職する方が思いの外たくさんいらっしゃいます。採用担当者の人柄だけから判断すると、失敗してしまうことがあります。

面接の前後や、内定が出たあとでも良いので、実際に働くことになる店舗や職場、一緒に働くことになる同僚の方々を自分で確認した上で転職されることをおすすめします。

未経験の仕事についていけなかった・・・

研究職や製薬メーカーで開発の仕事をされていた方など、調剤業務が未経験の方が病院や調剤薬局に転職する際にある失敗事例です。もちろんほとんどの方が「未経験でも大丈夫でしょうか?」と確認をした上で転職をするのですが、それでも失敗してしまうことがあります。

未経験の仕事に転職をする場合、「未経験でも大丈夫ですか?」「研修はしっかりしていますか?」といったぼんやりした確認ではなく、研修内容について具体的に確認しましょう。大手の調剤薬局の方が中小よりも比較的しっかりとした研修がありますが、中小でも指導者やフォロー体制によっては未経験者でも十分にキャッチアップできます。何よりも、職場に「わからないことを聞きやすい雰囲気があること」が未経験者にとっては重要なので、研修制度だけではなく職場の雰囲気もよく確認した上で転職されることをおすすめします。

薬剤師転職で成功するための3つのポイント

転職失敗例で見たような失敗をせず、転職活動に成功するための3つのポイントをお伝えします。

転職の希望を明確にする(優先順位を明確にする)

「通勤時間が30分以内、残業無し、土日休み、年収は現職から最低50万円アップ、・・・」といったように、希望条件をすべてかなえる転職先はなかなか見つかりません。また、希望条件のすべてをかなえなくても良いとしても、条件の優先順位がはっきりしていないと、良い転職はできません。

転職しようと考えている理由から転職先に求める希望条件の整理をし、転職コンサルタントに伝えましょう。転職コンサルタントは、多くの薬剤師さんの転職をサポートしていますので、希望条件の整理のサポートもしてもらえます。また、希望条件の優先順位が明確になると、転職コンサルタントが候補企業との条件交渉をよりスムーズに行うことが出来、転職をする薬剤師さんにとってより良い条件を引き出しやすくなります。

希望条件の中でも、譲れる条件と譲れない条件を明確にして、満足度の高い転職をしましょう。

納得いくまで情報を集める

せっかく希望条件も明確になっているのに、最終判断をするために必要な情報があいまいだったり間違っていたりしたら、良い転職はできません。気になることや知りたいことは必ず聞きましょう。自分で聞きにくいこともあると思いますので、転職コンサルタントにお願いして聞いてもらったり、面接(面談)の場で回答してもらうよう調整してもらいましょう。また、職場見学や実際に働いている方々との面談も、転職コンサルタントにお願いすれば調整してもらえます。

あいまいなこと、聞いていないことを楽観的に見通して判断せずに、転職コンサルタントを活用してしっかりとした情報収集をして転職を成功させましょう。

転職コンサルタントと良好な関係を構築する

転職コンサルタントも人の子ですので、「頑張って良い転職をさせてあげたい!」と思うこともあれば、「あまりサポートしたくないな・・・」と思うこともあります。すべての転職コンサルタントが本当に役に立つとは言い切れませんが、転職活動を成功させるためにサポートしてくれる味方は大いに越したことはありません。

転職コンサルタントに好まれるのはどんな薬剤師さんか?

■希望条件や考えていることを正直・率直に話してくれる
■困っていること、悩んでいることを相談してくれる
■メールや電話などの連絡に対するレスポンスが良い(速い)

転職コンサルタントというのは、「人の相談に乗りたい」「よい仕事に就くサポートをすることで、その人の生活・人生をより良くしたい」と考えて転職コンサルタントという仕事をしている方々がたくさんいます。困ったことや悩みについて積極的に相談すると、転職コンサルタントとしての仕事のやりがいも増し、より親身に対応してもらえます。

医療機関や薬局が薬剤師を募集をしていない場合でも、転職コンサルタントが担当している薬剤師さんを売り込むことによって求人が発生したり、個別の交渉をしてより薬剤師さんの希望に合致する求人になることがたくさんあります。

転職コンサルタントを味方につけ、転職を成功させましょう。

成功するための転職サイト5選

転職で成功するために「転職コンサルタントと良好な関係を構築する」とお話しましたが、ここでは転職サイトの中でも特におすすめの5つをお伝えします。

転職サイトに登録すると、転職サポートを担当する転職コンサルタントが決まります。転職コンサルタントの質(経験、知識)と相性が大事なので、2~3社の転職サイトに登録されることをおすすめします。どこに登録するかわからないという方は、「薬キャリ」と「リクナビ薬剤師」の2社に登録されると良いと思います。

薬キャリ|日本最大級の薬剤師転職支援サイト

「薬キャリ」は多くの医師や薬剤師会員が登録している「m3.com」を運営しているエムスリーと、看護師のキャリアサポートで業界No.1のエス・エム・エスが協力して設立したエムスリーキャリアが運営する転職サイトです。薬剤師の転職サポートでは圧倒的な実績と知名度があります。

「薬キャリ」は、なんといっても相談してから求人の提案までのスピードが速いことが特徴です。また、転職コンサルタントは地域専任となっており、業界最大級の求人情報を保有していながら、大手から地域密着型薬局まで詳細に求人情報を把握しています。
「薬キャリ」では、正社員やパート勤務の転職サポートだけでなく、派遣の紹介もしています。

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リクナビ薬剤師|人材業界最大手のリクルートグループが運営する【薬剤師専門】のサービス

「リクナビ薬剤師」は、リクルートエージェント、タウンワーク、リクナビ、とらばーゆなどを通じ、年間100万人以上の転職を支援するリクルートグループが運営する【薬剤師専門】のサービスです。リクルートグループでは、薬剤師の他、医師、看護師など医療系全般の転職サービスを展開しています。

「リクナビ薬剤師」は、業界トップクラスの求人を保有しており、大手薬局から町の小さな薬局、ドラッグストア、製薬会社、病院など、薬剤師さんの希望を叶える好条件求人を幅広くラインナップしています。また、人材業界最大手のリクルートグループの運営ノウハウがあり、転職コンサルタントのサポートレベルは高いです。

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マイナビ薬剤師|丁寧な面談と確かな提案による高い利用者満足度

「マイナビ薬剤師」は、就職情報サイト「マイナビ」や転職情報サイト「マイナビ転職」などを運営し、さらに医療業界での採用・転職支援にも豊富な実績がある、マイナビの【薬剤師専門】のサービスです。

札幌から福岡まで全国14ヶ所にオフィスがあり、薬剤師さんと直接会って面談する姿勢を大切にしています。面談を通じて薬剤師さんの希望を的確にキャッチし、希望にあった求人の提案をしてもらえます。また、直接対面するキャリア面談のほか、電話やメールでもやりとりをすることで、きめ細かな対応にも定評があります。

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ファルマスタッフ|調剤業務を熟知した的確なニーズの把握と提案

「ファルマスタッフ」は、調剤薬局の大手である日本調剤グループが運営しています。札幌から福岡まで、全国15ヶ所にオフィスがあり、薬剤師さんだけでなく求人企業ともしっかりと面談を実施しています。派遣サービスを提供しているため、求人企業の職場環境にも熟知しています。

「調剤薬局が運営している転職サービスだと、日本調剤ばかり紹介されるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。むしろ、薬剤師さんの業務について熟知した転職コンサルタントが、薬剤師さんの希望に合わせて求人の提案をしてくれます。

「ファルマスタッフ」は、薬剤師の派遣に強く、正社員ではなく派遣社員として働きたい薬剤師さんにはおすすめです。

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ファーマキャリア|ひとりひとりの要望に合わせたカスタムオーダーの転職を実現

「ファーマキャリア」は、2015年10月と比較的最近開始されたサービスですが、大手の薬剤師転職サービスを運営する会社から独立したメンバーが運営するサービスです。薬剤師向けの転職支援サービスは数多く存在しますが、既存の転職エージェントの運営方針やサービス提供のあり方に疑問を持った転職コンサルタントが集まり、「ファーマキャリア」を始めました。

「ファーマキャリア」では、求人企業から依頼のあった求人をそのまま薬剤師さんに提案するだけではなく、ひとりひとりの薬剤師さんの要望に合わせたカスタムオーダーの転職を実現します。

業界大手ではありませんが、なかなか希望に合致する求人が見つからないと思っている方にはおすすめです。

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まとめ

薬剤師さんの転職を成功させるために、いくつかアドバイスをさせていただきましたが、改めてポイントを整理してみます。

まず、「転職をした方が良いか、現職にとどまるか?」を考える。その上で、転職することを決めたならば、

  1. 転職の希望条件を明確にする
  2. 納得いくまで情報を集める
  3. 転職コンサルタントと良好な関係を構築する

という3つのポイントを意識しましょう。

薬剤師のみなさんの転職が成功することに、少しでもお役に立てると嬉しいです。

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